1981年(昭和56年)6月1日 建築基準法施行令改正(新耐震)され 一次設計、二次設計の概念が導入されました。この法律の施行前に確認申請を取得して着工された建物を旧耐震建物と呼んでおり、一般的には耐震強度が低く現行基準に適合せず、構造補強等を必要とする建物になります。
●建築物の耐震改修の促進に関する法律(平成7年10月27日)
第二条(耐震改修とは)
この法律において「耐震診断」とは、地震に対する安全性を評価することをいう。
第六条(特定建物所有者の努力)
当該特定建築物について耐震診断を行い、必要に応じ、当該特定建築物について耐震改修を行うよう努めなければならない。
●耐震改修計画の認定
建築物の耐震改修の促進に関する法律にもとづく認定等
東京都耐震改修ポータルサイト
●Is値(構造耐震指標)とは
建物の耐震性能を表わす指標
①地震力に対する建物の強度、②地震力に対する建物の靭じん性せい(変形能力、粘り強さ)が大きいほど、この指標も大きくなる、すなわち耐震性能が高くなる。
目安(平成18年1月25日 国土交通省告示第184号による)
Is<0.3 地震に対して倒壊または崩壊する危険性が高い
0.3≦Is<0.6 地震に対して倒壊または崩壊する危険性がある
0.6≦Is 地震に対して倒壊または崩壊する危険性が低い
主な地震と構造基準の記録(PDF 75KB)
この国は、まぎれもない地震多発国です。数年経つと忘れがちになりますが、主な地震を抜粋し地震年表を作ってみました。